最近、音楽教室で何をやりたいのかを改めて考えている。

曲を作れるようになる、ソフトを使えるようになる。それももちろんあるんだけど、もっと中心に置きたいのは、作ることを通して音や音楽を深く味わえるようになること。

音を触って、変えて、聴き比べてみる。その繰り返しで、今まで気づかなかったことに気づけるようになりたい。これは生徒にそうなってほしいというだけじゃなくて、自分もそうなりたい。好きな音楽をもっと楽しめるようになる、というだけでもない。

まだ良さをうまく説明できない音とか、今ある評価の基準では拾われない音とか。そういうものも探りたいし、誰かと「これ面白くない?」と言い合いたい。自分一人で探すのとは違う発見がある場所にしたいんだと思う。

教える仕事ではあるけど、自分が知っていることを渡すだけにはしたくない。自分もそこで、知らなかった音や聴き方に出会いたい。

一人ひとりが音を探って、お互いの感覚が揺さぶられて、そこからまた新しい音楽が生まれる。そういうことをやっていきたい。

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